令和6年(2024年)12月2日より健康保険証の新規発行が終了し、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行することに伴い、マイナ保険証を利用できる環境整備を図っていく一環として、職域診療所において保険資格の確認を行う場合のために、令和6年7月から、オンライン資格確認の導入を任意で可能となりました。
職域診療所の中には、既に保険医療機関等として外来型のオンライン資格確認を導入し、地域の患者も含めて、患者自身の健康・医療情報に基づくより良い医療を提供している診療所があることや、職域診療所においても医療DXを進める必要があることを踏まえ、患者の同意を得た場合、その方の過去の診療/薬剤情報・特定健診等情報の閲覧ができることとしました。より良い医療につながるといったメリットがありますので、導入をご検討ください。
補助事業の申請につきましては、医療機関等向け総合ポータルサイトより11月5日(予定)の開始を予定しておりますので、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
補助事業についての概要は以下のとおりとなります。
⚫ 職域診療所におけるオンライン資格確認の導入に必要な以下の費用を支援する。
① 顔認証付きカードリーダーの購入
② 資格確認端末(電子証明書を含む)の購入、レセプトコンピューターに組み込むパッケージソフトの購入(カスタマイズ費用は除く)
③ ネットワーク環境の整備
④ レセプトコンピュータ、電子カルテシステム等の既存システムの改修
⑤オンライン資格確認等の導入に付随する職域診療所職員への実地指導
上記①の事業 | 顔認証付きカードリーダーについて1台あたり9.9万円を上限に補助 |
補助率 | 補助限度額 | |
上記②③➃⑤の事業 | 3/4 |
32.1万円 事業額の42.9万円を上限に3/4補助 |
・交付対象事業を令和7年6月30日までに導入を完了させること
・保険医療機関等の指定を受けていない職域診療所であること
・令和6年11月5日(予定)から令和7年12月31日まで
No. | 書類 | 備考 |
1 | 領収書(写) | ・システム事業者から発行された領収書の写し。 ※システム事業者から受領ください。 |
2 |
領収書内訳書 | ・システム事業者に作成してもらう領収書の内訳を記載した書類。 |