【重要】配信アプリケーションの接続確認およびアップデートのお願い(令和6年11月22日)


オンライン資格確認等システムをご利用いただいている医療機関・薬局の皆様へ

 

<経緯>

最近、配信アプリケーションでのアップデートが必要にもかかわらず、配信サーバーへの接続が行われていないケースが確認されております。

本年12月2日をもって紙保険証の新規発行が停止されることから、マイナ保険証の利用増が見込まれます。

確実なマイナ保険証利用には、定期的に配信サーバーに接続し、顔認証付きカードリーダーやレセコン等との連携に係るクライアントアプリケーションを最新にアップデートいただくことが非常に重要です。

今回と同様のお願いは、10月1日に行いましたが、引き続き、配信アプリケーションの確実なご利用をお願いいたします。

 

(お願いのメールの送信対象拠点)

今回のお願いは、直近で配信サーバーへの接続確認が取れていない医療機関・薬局様が対象となります。

該当の医療機関・薬局の皆様には2024年11月22日に以下メールをお送りしました。

 

(以下、送信したメールの引用)

件名:【重要】【オンライン資格確認】配信アプリケーションの接続確認をお願いいたします。

オンライン資格確認等システムをご利用いただいている医療機関・薬局の皆様へ

最近、配信アプリケーションでのアップデートが必要にもかかわらず、配信サーバーへの接続が行われていないケースが確認されております。

本年12月2日をもって紙保険証の新規発行が停止されることから、マイナ保険証の利用増が見込まれます。

確実なマイナ保険証利用には、定期的に配信サーバーに接続し、顔認証付きカードリーダーやレセコン等との連携に係るクライアントアプリケーションを最新にアップデートいただくことが非常に重要です。

今回と同様のお願いは、10月1日に行いましたが、引き続き、配信アプリケーションの確実なご利用をお願いいたします。

(メールの引用ここまで)

 

今回のメールは、9月5日から10月22日までの配信サーバー接続状況を基に選定した医療機関・薬局様に送付しております。

以降に配信アプリケーションでバージョンアップを実施済みの医療機関・薬局様におかれましては、本メール内容についてご放念いただきますようお願い申し上げます。

 

<対応内容> 

上記の送信対象拠点に該当する医療機関・薬局様に実施いただきます。

下記<手順>に従って、(1)配信サーバーへの接続確認および(2)アプリケーションのバージョン確認を行ってください。

(1)または(2)の確認結果で問題が見受けられた場合は、ご契約の保守ベンダに問題となる確認結果をお伝えの上、問題解決に向けたサポートを受けてくださいますようお願いします。

 

<対応期限>

誠に勝手ながら、2024年11月29日(金)とさせていただきます。

 

<その他>

想定のご質問について、下記<本件に関するQ&A>に回答をお示ししておりますので、ご参考ください。

 

<手順> 

(1)配信サーバーへの接続確認

① 資格確認端末のデスクトップにある配信アプリケーション管理ツールを起動する。

② 「配信サーバーへの接続確認」を押下する。

→ 接続成功なら、問題なし

→ 接続失敗なら、院内ネットワークや配信アプリケーション設定が誤っている可能性があります。ご契約の保守ベンダにお問合せください。

 

(2)クライアントアプリのバージョン確認

① 資格確認端末のデスクトップにある配信アプリケーション管理ツールを起動する。

② 「配信実績の確認」を押下する。

 

③ 「配信実績の確認」を押下すると開かれるファイルにて、配信アプリケーション/連携アプリケーション/顔認証ライブラリのインストール済みバージョン(Version)を確認する。

 

④ 顔認証付きカードリーダーの管理画面から、顔認証付きカードリーダーアプリケーションのインストール済みバージョンを確認する。メーカー毎に手順が異なるため参考資料2をご参照ください。

⑤ ③と④で確認したインストール済みバージョンが下表バージョン(令和6年11月18日時点の最新バージョン)以上であることを確認する。

→ 下表バージョンより古い場合、配信アプリケーションの自動アップデート設定が誤っている可能性があります。ご契約の保守ベンダにお問合せください。

※ ③における「顔認証ライブラリ」について、下表では「ブラウザ拡張プラグイン(顔認証ライブラリ含む)」に読み替えてご確認ください。

最新バージョン一覧URL:https://iryohokenjyoho.service-now.com/sys_attachment.do?sys_id=af3ae9a0c30a92108ae2f6977a013123

 

<参考資料1>

配信アプリケーションの確認について_v1.07

P.2 1.確認手順 ①支払基金の配信サーバーへの接続確認

URL:https://iryohokenjyoho.service-now.com/sys_attachment.do?sys_id=7c2fad5547649210450493c4116d43f7

 

<参考資料2>

配信アプリケーションの確認について_v1.07

P.13~P.18 【別紙】 顔認証付きカードリーダーのソフトウェアバージョンの確認手順

URL:https://iryohokenjyoho.service-now.com/sys_attachment.do?sys_id=7c2fad5547649210450493c4116d43f7

 

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<本件に関するQ&A>

想定されるご質問について、Q&A形式で以下に回答をお示しいたしますので、ご参考ください。

 

Q1:

保守ベンダとの調整等が間に合わず、期日までの対応が困難です。期日を超過することについて報告等が必要でしょうか?

A1:

報告等は必要ありませんが、安定的な運用のため、可能な限り早期のご対応をお願いいたします。

 

Q2:

保守ベンダがクライアントアプリケーションのバージョンアップを行っており、配信アプリケーションはあえて利用しないこととしています。そのような拠点においても本対応は必要でしょうか?

A2:

配信アプリケーションをあえて利用せず、保守ベンダにてバージョンアップ対応をされている拠点は対応不要です。例えば、WEMEX社のAll in One方式レセコン等の利用拠点が該当いたします。

メール送信先の選定時点で、私どもでこのような状況にあることが把握できている医療機関・薬局様についてはメール送付対象外としていましたが、私どもでこうした事情を把握できていない場合にメールが送付されている場合があります。その場合は、何卒ご容赦ください。

 

Q3:

訪問看護ステーションは顔認証付きカードリーダーを使用しません。また、資格確認端末とレセコン等を連携していないため、連携アプリケーションと配信アプリケーションもインストールしていません。この場合は対応不要でしょうか?

A3:

対応不要となります。

 

Q4:

配信アプリケーションで「配信サーバーの接続確認」を行うと失敗します。どのように対処すれば良いでしょうか?

A4:

ご契約の保守ベンダにお問合せください。院内ネットワークや配信アプリケーションの設定が誤っている可能性があります。

 

Q5:

配信アプリケーションがデスクトップに存在しません。

A5:

確認いただいている端末が資格確認端末でない可能性がございます。資格確認端末であった場合は、ご契約の保守ベンダにお問合せください。配信アプリケーションを利用せず、保守ベンダにてバージョンアップ対応をされている場合があります(Q2を参考)。

 

Q6:

配信サーバーへの接続確認に成功するものの、「配信実績の確認」を押下後のポップアップ画面で「停止中」との表示があり、バージョンの確認が行えません。どのように対処すれば良いでしょうか?

A6:

ご契約の保守ベンダにお問合せください。配信アプリケーションの配信機能を無効化設定している、タスクスケジューラ未登録等の可能性があります。

 

Q7:配信アプリケーションでインストール済みバージョンを確認したところ、最新ではなく古いバージョンになっていました。どのように対処すれば良いでしょうか?

A7:

ご契約の保守ベンダにお問合せください。私どもが推奨している配信アプリケーションの設定は、資格確認端末の起動時等に自動的に配信サーバーに接続し、最新バージョンをダウンロードするものとなっております。確認いただいた結果、古いバージョンだった場合は、上述の自動ダウンロード設定がされていない、もしくは、上記Q2のように配信アプリケーションを利用せず保守ベンダがバージョンアップ対応されている等が考えられます。

 

Q8:

配信アプリケーション管理ツールの「今すぐダウンロード」ボタンを押下しましたが、時間をおいても完了のポップアップが表示されませんが、どのような状態でしょうか?

A8:

「今すぐダウンロード」ボタン押下後のポップアップは、ファイルダウンロードが実行され正常に完了した場合のみ表示されます。このためポップアップが表示されない理由として以下が推測されます。

・ネットワーク状況等により、ダウンロードに時間がかかっている

・院内ネットワークの瞬断等により、ダウンロードが途中終了してしまった

・各アプリケーションのバージョンが既に最新版であり、ダウンロードすべきものがなかった

・「ダイアログを表示しない」設定にしている

  →配信アプリケーション管理ツールの「設定の変更」から、項目「再起動通知ダイアログ」の設定状況をご確認ください。

 

Q9:

以前同様の連絡があったと本文に記載されていますが、そのような連絡は来ていません。

A9:

前回は7月22日から9月4日までの配信サーバ接続状況を基に対象拠点を選定し、10月1日に連絡しております。

今回は9月5日から10月22日までの接続状況で対象拠点を選定しております。

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引き続き、オンライン資格確認等システムの安定運用にご協力いただきますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。