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スマホ搭載されたマイナ保険証の対応を義務付けるものではありませんが、患者の利便性向上のためにぜひ導入をご検討ください。
スマホ搭載されたマイナ保険証を利用する場合は、スマートフォンだけで受付できます。
ただし、初めてスマートフォンのマイナ保険証を利用して受診をする医療機関等には、引き続きマイナンバーカードをご持参していただくようお願いいたします。
機器の準備が整った場合は、患者がスマホ対応施設であるとを確認できるステッカーを受付等に掲示してください。
▼ステッカー
実物のマイナンバーカードの有効期限または電子証明書の有効期限が切れた場合、スマホ搭載されたマイナ保険証は利用できません。
実物のマイナンバーカードまたは電子証明書を更新した後、マイナポータルからスマホ用電子証明書の更新・再発行の利用申請の手続きを行っていただく必要があります。
※実物のマイナンバーカードで受診をした場合、有効期限が切れても、マイナンバーカード用電子証明書の有効期限の3か月後までマイナ保険証(資格情報の提供のみ)としての利用が可能です。
厚生労働省のホームページに掲載している以下の患者向けのリーフレットをご案内、配付ください。
機器の準備の前に、以下をご確認ください。
・資格確認用PC(資格確認端末)から顔認証付きカードリーダーまでの距離が、汎用カードリーダーと資格確認用PCを接続できる範囲以内であること。
距離が離れている場合は顔認証付きカードリーダを設置したベンダにご連絡ください。汎用カードリーダーを顔認証付きカードリーダーの横に設置いただく必要があります。
・汎用カードリーダーを置く場所が、金属製ではないこと。
汎用カードリーダーの設置場所が金属製の場合、スマホ搭載されたマイナ保険証の読み取りに影響が出る場合があるため、金属製ではないものを敷くか、金属製ではない場所に設置してください。
・資格確認端末を使用する際に、レセプトコンピュータからリモートデスクトップ接続を行っている場合(モニターレス運用等)、汎用カードリーダーを資格確認端末に挿し込んだ際にUSBが読み込めないケースがございます。そのようなケースにおいては、資格確認端末に別途モニター等を接続いただいたうえで設定をする必要がございますので、顔認証付きカードリーダを設置したベンダにご連絡ください。
買い替えは不要です。
現在お使いの顔認証付きカードリーダーに汎用カードリーダーを接続することでスマホの読み取りが可能となります。※キヤノン製の顔認証付きカードリーダー(Hi-CARA)をご利用の場合、汎用カードリーダーは不要です。
マイナンバーカード情報のスマートフォンへの搭載に関するセキュリティ対策はスマートフォン側で対策されているため、医療機関等での追加のセキュリティ対策は必要ありません。
スマートフォンを読み取るための汎用カードリーダー、資格確認端末に接続するために必要なUSBハブ、USB延長ケーブルの購入にあたっては費用補助を行います。補助を受けるには、医療機関等向け総合ポータルサイトのログイン後のページでクーポンを取得し、Amazonビジネスの専用ページでクーポンを使用して購入いただく必要があります。詳細は、以下のページからご確認ください。
外来診療等におけるマイナ保険証のスマホ搭載対応について③ (導入係る補助の概要)
以下のページの「3.補助対象製品の一覧」にある汎用カードリーダーは、厚生労働省にて動作確認を実施済みの製品ですのでご利用が可能です。
オンライン資格確認 - 外来診療等におけるスマートフォンのマイナ保険証利用への対応について(補助対象製品)
上記ページの「3.補助対象製品の一覧」に記載されている型番の汎用カードリーダーをすでにお持ちの医療機関の方は、流用できる可能性があります。ただし、機種によっては追加の作業(※)が必要となる場合がありますので、詳細については各汎用カードリーダーメーカーへお問い合わせください。
なお、Amazonビジネスの専用ページから新規にご購入いただくことで、補助の対象となります。
※ソニー製のRC-S300/S1については、現時点では、追加作業は不要です。
クーポンコードの取得方法については以下のページをご確認ください。
スマホ対応のためのクーポンコード取得はこちら
以下の方法で設定の解除を行ってください。
・汎用カードリーダーを資格確認用のPC(資格確認端末)から取り外してください。
※キヤノン製の顔認証付きカードリーダー(Hi-CARA)をご利用の場合はこちらの対応は不要です。
・オンライン資格確認システムに管理アカウントでログイン後、環境設定情報の「スマホによる本人確認」を「利用しない」にしてください。
管理アカウントがわからない場合はこちら
以下の手順で受付可能です。基本的に患者が操作するため、職員の方が顔認証付きカードリーダーを操作する必要はありません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60802.html
※スマートフォンのOSにより、本人認証の方法が異なります。
・患者のスマートフォンがiPhoneの場合、サイドボタンをダブルクリックするか、ホームボタンをダブルクリックして生体認証を実施します。
・患者のスマートフォンがAndroidの場合、顔認証付きカードリーダーにスマホ用利用者証明用電子証明書の4桁の暗証番号を入力します。
・エラーやトラブルが発生した際の対処方法については、以下のトラブルシューティング編に記載しておりますので、ご確認ください。 (「手順書・マニュアル」の一覧>3.運用について知りたい方はこちら>① 業務の流れや留意事項等について知りたい方はこちら(クイックガイド・運用マニュアル・同意書[紙様式]・トラブルシューティング編)>F 故障やエラーの際 トラブルシューティング編) https://iryohokenjyoho.service-now.com/csmid=kb_article_view&sysparm_article=KB0011365
・スマートフォンのマイナ保険証がどうしても利用できない場合は、実物のマイナンバーカードや資格確認書等での受付を行ってください。
スマートフォンをカードリーダーにかざす際は、以下のポイント・注意点をご確認ください。