薬剤情報等が閲覧できない場合(エラーコード:SCKO1000E)の 対処方法の一例について


オンライン資格確認等システムを利用して、患者の薬剤情報を閲覧しようとする際に(、同意等は適切に取得できているにもかかわらず、)
SCKO1000E:【エラー】電子処方箋管理サービス未対応の為、処方・調剤情報は閲覧出来ません。
というメッセージが表示され、薬剤情報の閲覧ができないエラーが発生することがあります。(実際の表示は、お使いのシステムによります)

当該エラーは、
薬剤情報を閲覧しようとした際に、電子処方箋管理サービス由来の処方・調剤情報を「1:閲覧する」を選択した一方で、資格確認端末の設定が、電子処方箋を「利用しない」区分となっている場合に出力されるものです。

 

【対処方法例】
電子処方箋に対応済か、未対応かで対処方法が異なります。
実際に設定を変更するかどうかは、施設の方針やシステム対応状況・システムベンダからの案内等に従ってください。

★電子処方箋に対応されている(電子処方箋の利用申請を行っている)場合
資格確認端末にてオンライン資格確認等システムに管理者としてログインいただいた上で、設定をご確認ください。
メニュー画面の環境設定情報更新をクリックした後、電子処方箋管理サービス関連項目中、電子処方箋を利用する区分に設定されていることを確認してください。
「利用しない」になっている場合は、 「利用する」を選択し、その後《更新》をクリックしてください。 
※電子処方箋利用区分、電子処方箋の初期設定は「利用しない」が設定されています。
・医科、歯科の場合:電子処方箋利用区分の設定が「利用しない」以外になっていることを確認してください。
・薬局の場合:電子処方箋の設定が「利用する」になっていることを確認してください。

詳細は、以下のリンク、

「手順書・マニュアル」の一覧>2.端末の設定や操作について知りたい方はこちら>① 端末の設定をするには(セットアップ手順書)>医療機関向けセットアップ手順書(電子処方箋抜粋) P.6(3.電子処方箋管理サービスの利用有無を設定する)をご確認ください。
https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=kb_article_view&sysparm_article=KB0011365


★電子処方箋に対応されていない(電子処方箋の利用申請を行っていない)場合
薬剤情報を閲覧要求しようとした際に、電子処方箋管理サービス由来の処方・調剤情報を「1:閲覧する」が設定されていますので、「0:閲覧しない」となるよう、処方・調剤情報の閲覧の設定を見直してください。(詳細な設定方法は、お使いの医療機関・薬局システムによりますので、システム事業者から提供されているマニュアル等をご確認ください)。
(参考:システム事業者向け情報)
 XMLレイアウト(別紙3-2_XMLレイアウト(薬剤情報等・特定健診情報・臨床情報)ver5.09)薬剤情報等閲覧要求(外部IFID YZK-IF-001)において、処方・調剤情報閲覧区分(項番06)が、「1:閲覧する」となっていることが原因として考えられます。「0:閲覧しない」となるよう設定を見直してください。